知りたい！《桜美林中学校》のすべて。 評判と出題の傾向・対策まるわかり！

中学受験を目指す小学生のお子様をお持ちの親御様、こんにちは。
今回は、私立「桜美林中学校」の評判と、試験の傾向を解説します。

桜美林中学校・高等学校ＨＰ

評判

■ 受験

桜美林中学校は、神奈川大附属中、桐蔭学園中等、都市大附属、都市大附属等々力、森村学園などの上位～中堅校のすべり止めとしてよく選択される共学校です。
この学校が第一志望の場合、おさえとしては藤嶺学園藤沢や東海大相模、聖セシリア中などが挙げられます。

■ 環境

JR横浜線「淵野辺駅」スクールバス約8分
都心から離れているので敷地も広く、高校の野球場、テニスコート（オムニコート）、室内練習場など充実した施設を備えています。

■ 学習

数学は「体系数学」、英語は「トレジャー」を採用。
大学受験を目標とした、ハイレベルな学習内容です。早慶上智をはじめ、GMARCHなどの合格実績も、大きく伸ばしてきています。桜美林大学へ進学する生徒は少なく、他大学を受験する生徒がほとんどです。とくに英語教育には熱心で、アジアやヨーロッパの国々との国際交流も盛んに行われています。

■ 生徒

生徒の多くが部活動に参加しています。キリスト教を背景に、道徳教育も盛んで、礼儀をきちんとわきまえた生徒さんが多い印象です。
留学や国際交流などの学校のプログラムを利用する生徒さんも見られます。

出題の傾向と対策

■ 算数

１００点／50分。
大問1・・基本的な計算問題
大問2・・基本レベルの小問集合
大問3以降・・応用問題
応用問題は標準レベル。速さとグラフ、割合(濃度に関するものなど)、比などが出題されます。難易度の高い問題ではありませんが、数が多いので、問題を正確に読み取り、解いていくスピードが求められます。

■ 国語

大問3題。説明文、物語文、漢字・知識という構成です。多いのは抜き出しや選択式ですが、記述式も出題されます。基礎的な知識として、四字熟語や慣用句の意味をおさえておくことも大切です。

■ 理科

物理・化学・生物・地学の各分野から広く偏りなく出題されます。実験に関する問題や、観察に基づく出題が多いので、そういった問題を演習しておきましょう。
理由を書かせる記述問題や計算もあるので、対策が必要です。基本レベルの知識をしっかりと自分のものにし、多くの問題に当たっておいてください。

■ 社会

５０点／30分。
地理・歴史・公民から各1題ずつ。
問題は基本レベルですので、まずは基本的な知識を定着させることです。多いのは、地図や資料、グラフを読み取る問題。類題を解いて、慣れておきましょう。時事問題もよく出されます。新聞やニュースをチェックする習慣をつけましょう。