こんにちは!今回は、近大付属に入学した後の進路やコースに関する紹介になります。
近大付属を目指す受験生は必見の情報です!
<特別選抜入試(高校⇒大学)>
・医薬コース
① 近畿大学 医学部への特別推薦入試
<推薦条件>
1. 英語・数学・理科・国語・地歴公民の評定平均値が4,3以上
かつ、全教科の評定平均値が4,3以上
2. 3年生の時の進研マーク模試(年2回)で英語・数学(1A ・2B)・理科(化学・生物・物理から1科目選択)の3教科全国偏差値の平均が原則65以上
⇒偏差値が65未満であっても英検などの資格(2級以上)・評定平均値等で考慮される。
② 近畿大学 薬学部への特別推薦入試
<推薦条件>
1. 英語・数学・理科の評定平均値×10+マーク模試3教科平均偏差値=95以上
2. 評定平均値4.0以上または進研マーク指定科目(数学1A2B/理科(物理・化学・生物の内1科目))の平均偏差値が55以上のどちらかを満たすこと。
・アドバンストコース/プログレスコース
・近畿大学特別推薦制度(特に定員は決まっていない)
1. 高校3年間の定期テストの5教科平均点60点以上の基準を満たしている生徒が希望学部を提出(第1段階選抜)
2. 評定平均値・各種資格・卒業論文(8000~10000字程度)・学習態度評価を基に第2段階選抜を行う。
※特別論文推薦枠
提出された論文の出来が良く、教員からの推薦が得られた場合、特別推薦とは別枠で近畿大学への推薦枠を得ることができる(年7人程度)
<入学後のコース変更>
① 1年間の定期テストの合計点
② 1年間の実力テストの合計点 ①~③の合計点で上位の子からコースが決定される
③ アチーブメントテスト(1月実施/英語・数学)
※明確な基準は決まっていない。ただし、①~③の合計点数が最低でも70%をクリアしていないことにはコースの変更が承認されることは難しい。
クラス編成、人数も考慮しつつコース変更が承認されるかどうかが協議される。
<アチーブメントテスト>
・実施時期 1月中旬
・実施科目 英語・数学(過去に学習した全範囲が出題される。)
⇒実力テストレベル。五ツ木模試レベルの難易度の高い問題が数問含まれる場合がある。
・コースは高等学校課程進級時(4年生)に確定される。
⇒高校1年生からは完全コース別カリキュラムで授業が進行される。
・入学後のコース変更者数
1年生から2年生への進級 | 平成29年度 | 平成30年度 | |
プログレスから | 医薬 | 3人 | 3人 |
アドバンスト | 32人 | 29人 | |
アドバンストから | 医薬 | 7人 | 11人 |
合計 | 42人(受験者148人) | 43人(受験者141人) |
2年生から3年生への進級 | 平成30年度 | |
プログレスから | 医薬 | 0人 |
アドバンスト | 1人 | |
アドバンストから | 医薬 | 8人 |
合計 | 9人(受験者122人) |
3年生から4年生への進級 | 平成30年度 | |
プログレスから | 医薬 | 0人 |
アドバンスト | 4人 | |
アドバンストから | 医薬 | 4人 |
合計 |
8人(受験者98人) |
・学年が上がるごとにコース変更が認められる人数が減少していることがおわかりでしょうか?アチーブメントテストの出題範囲が高学年になるごとに広がっているのも1つの要因ですが、学年が上がるごとにコース変更容認の基準は高くなるのが主な要因だそうです。
<大学合格実績>
・全体
国公立大学:29.7%
難関私立大学・医歯薬系大学:32.8%
その他:37.8% その中で近畿大学へ進学する生徒の割合は58%
・医薬コース 昨年度は国公立医学部に現役で合格した生徒はいなかった。
医学部:26.7%
薬学部:35.3%
看護学部・生命科学部など:32.3% 必ず医歯薬学部へ進学する必要はなく文系学
歯学部:5.7% 部に進学する生徒もいる。
・アドバンストコース
国公立大学:39.3%
難関私立大学:27.9% ・歯学部への進学者はアドバンストコースのほうが多い
近畿大学:18.1%
その他:14.7%
・プログレスコース
近畿大学:78.4%
国公立大学:0.3% ・全体の国公立大学合格者の約25%はプログレスコースで入学
難関私立大学5.6% した生徒である。
その他15.7%
いかがでしたでしょうか?やはり大学付属系列の中学校・高校では系列の大学へ進学することが多いようです。今後も人気の学校の情報を続々更新していきます。お楽しみに~。
コメント