大学受験を意識したときに、部活をやっている人はどうしても部活をやっていないひとと比べると勉強時間が少なくなってしまうため不利だと思われがちです。
しかし、勉強は時間をかければよいというものではないのです。時間をかけていてもだらだらやっていては意味がありませんから、部活動をやっていても効率よく勉強するコツを掴んでしまえば両立させることが出来るのです。今回は、その方法をご紹介します。
勉強を効率よく行う方法~平日編~
部活動を行ってから帰ると疲れて眠くなってしまいますよね。それは肉体が疲労しているからなのです。少し寝てから勉強しよう、と言ってそのまま寝てしまうこともあると思います。そんな部活動をがんばっている人におすすめな勉強法をご紹介します。
・宿題や予習は出来るだけ学校で済ませる
・帰ってきてすぐに机に向かい、夕飯の前に勉強をする
・好きな教科の勉強を行う
・眠くなったら立ち上がって、声を出す
・寝る前に暗記したいものを30分間書き出す
平日の自宅学習を宿題や予習だけに使ってしまうのは実はもったいないのです。授業後の休み時間や昼休みなどを使って学校で終えるようにして、自宅では「いかにプラスアルファの勉強が出来るか」を意識してみましょう。
夕飯を食べてしまうとどうしても身体のメカニズムから考えても眠くなってしまうので、夕食の前に勉強をしてしまうのがおすすめです。また、平日は少ない時間を集中して勉強する必要があるので、苦手な教科を勉強すると眠くなってしまうので、好きな教科の勉強で構わないので手を付けてみましょう。立って声を出すと記憶の定着が良いのと、寝る前に暗記したいものを書き出すと、寝ている間に記憶の整理が出来るのでおすすめです。
勉強を効率よく行う方法~休日編~
休日は平日よりも勉強時間が取れるため、苦手教科を勉強するにはうってつけです。予定を立てること、というのがよく言われていますが「9:00~12:00数学」というような漠然とした予定では逆効果なのです。
・予定は出来るだけ細かく!
「数学」ではなく、「確率」「二次関数の頂点」、「英語」ではなく「英単語」「イディオム」など細切れにしましょう。
・予定は1時間おきに教科を変える
長時間の勉強を最初から計画していても続かないので、9:00~10:00「確率」、10:00~11:00「イディオム」など強化を変えることで集中力が持続します。
・「あとでやろう」をなくす
これは勉強だけに限ったことではありませんが、あとでやろうと先延ばしにしたものは、いつまでたってもやらないものです。「あとでやろう」、を「今やろう」に変えるように心がけましょう。
苦手教科の勉強の仕方
苦手教科を勉強すると、どうしても眠くなってしまったり、集中力が続かなくなってしまったりしてしまいがちです。この苦手教科の勉強法を以下に行うかが重要です。
・隙間時間に行うようにする
机に向かう勉強時間とそれ以外のちょっとした時間で勉強する隙間時間があります。苦手教科はがっつり勉強するよりもいかに隙間に入れるかを考えてみましょう。英語などは簡単に入れられるイメージがありますが、数学などは隙間に入れづらいと思われがちです。隙間時間に問題を読み、それ以外の時間で考え、また別の隙間時間で回答を確認すれば数学も簡単に行えるのです。
・楽しいことと結びつける
苦手だと思い込むと楽しく勉強できないので、部活動が始まる前などに友達と問題の出し合いをするなど楽しいことと結びつけるようにしましょう。
・家族を巻き込む
親と一緒に勉強なんて、と思われがちですがちょっとした問題を出してもらうことや、トイレや洗面台に問題や公式、英単語などを貼って、苦手だと思っている文字や数式に馴染んでいくことも大切です。
まとめ
部活動と勉強を両立するための一番重要なことは「部活動も勉強も両方楽しむこと」です。楽しくなければ何事も続きませんし、無理矢理勉強をしても覚えが悪くなってしまいます。部活動を一生懸命頑張っていることは勉強では手に入れられないものを学んでいるということなので、負い目を感じず、部活動も勉強も全力で頑張ってみてください。
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