知りたい!《捜真女学校中学部》のすべて。 評判と出題の傾向・対策まるわかり

学校情報

中学受験を目指す小学生のお子様をお持ちの親御様、こんにちは。
今回は、私立「捜真女学校中学部」の評判と、試験の傾向を解説します。

捜真女学校中学部・高等学部HP

評判

捜真女学校は、神奈川県横浜市に位置する、130年以上の歴史をもつ名門の中高一貫の女子校です。
キリスト教の精神に基づいた教育が行われており、「優しく、たくましい人」の育成に力をいれています。

【受験】

募集は帰国生を含め約150人。
5回入学試験があり、午後の試験もあるのが大きな特徴。
受験教科は2科目受験のみの日程と、2教科4教科選択式の日程があります。
併願校としては、昭和女子大学附属昭和中学校や横浜女学院中学校があります。
捜真女学校中学部が第一志望の方は、トキワ松中学校や聖セシリア中学校がおさえになります。
また、捜真女学校中学部は、東京女学館中学校、青山学院大学附属横浜女学院中学校、恵泉女学園中学校のおさえになります。

【環境】

東急東横線「反町駅」、横浜市営地下鉄ブルーライン「三ツ沢下町駅」より徒歩10分。
反町駅からは、市営バスもあり、通学にひじょうに便利な環境となっています。
学校施設は使いやすさ重視して建てられています。
4万冊を超える蔵書をほこる図書館もあり、生徒の学習環境を整えています。
グランドやプール、体育館が充実しており、クラブ活動にも適した環境です。

【学習】

授業は週5日、主要5教科を中心に構成されています。
土曜日は学校行事やクラブ活動、補習などにあられており、日曜日はキリスト教の学校であるため、公式戦や公式大会など特別な活動を除いては、基本的に休みです。
英語教育に特に力を入れており、少人数生の授業を導入し、英会話の授業も取り入れています。
全ての生徒が英検を受験し、ほとんどの生徒が3級以上を取得しています。

【生徒】

合唱コンクールや体育祭、文化祭などの行事やボランティア活動が盛んにおこなわれています。
生徒の自主性を重んじるため、合唱コンクールや体育祭は生徒会主催で行われています。

出題傾向

全体的に基礎レベルの問題が多いため、確実に得点を重ねる必要があります。
ケアレスミスに注意すれば、高得点が見込まれます。
また、算数・国語の配点が高いため、2教科を重点的に勉強しましょう。

【算数】

50分で100点満点の試験で、基礎的な問題が中心となっており、スピードと正確性が求められます。
大問5題程度で、大問の構成は計算問題が1~2題と、残りは応用問題で、図形の問題が非常に多いのが特徴です。
後半に思考力や応用力を問われる問題があるので、時間配分に注意です。前半の計算問題をいかに速く解けるかが重要です。
〈S試験〉基本的な問題がほとんどで、小学校で学んだ知識で十分に対応が可能です。

【国語】

50分で100点満点の試験で、長めの読解問題が1題出題されます。
記述問題が多く、年度によっては作文が出題されることもあるので、対策が必要です。また、漢字や文法の問題も出題されるため、幅広い国語力が試されます。
〈S試験〉基本的な問題が出題されます。

【理科】

30分で50点満点の試験で,大問3題程度出題され、幅広い分野の問題が取り扱われます。
実験をもとにした問題が多く出題されますが、問われるのは基礎的な知識です。
記号選択や適語補充問題のほか、短文記述問題が出題されることもあります。

【社会】

30分で50点満点の試験で、大問5題程度と分量は多めで、資料や写真を用いた問題や時事問題が多く出題されるのが特徴です。
全分野からの融合問題も出題されるため、総合的な社会の力が要求され、基礎的な知識が欠落していると解けない問題が多いため、基礎力の定着が不可欠です。

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