中学受験を目指す小学生のお子様をお持ちの親御様、こんにちは。
今回は、私立「日本大学中学校」の評判と、試験の傾向を解説します。
評判
受験
日本大学中学校は、日本大学に附属する、男女共学校です。
第一志望として受験するのなら、桐蔭学園、桜美林等を滑り止めにします。
また、神大附属、中大横浜、法政二中を受ける場合の滑り止め校となります。
環境
東急東横線「日吉駅」徒歩15分弱。
非常に綺麗な校舎で、充実した施設や設備に恵まれています。8割以上の生徒が参加する部活動は、かなり盛んに行われています。
学習
生徒全員がTOEIC Bridgeを受験するなど、英語教育にとくに力を入れています。英語は「New Horizon」「新中問 発展」を、数学は「体系数学」を採用。「特進クラス」が設けられ、その影響もあって他大学へ進む生徒も増えてきています。全体の75%ほどが、推薦によって日本大学に進学しています。
生徒
多くの生徒が、勉強はもちろん、部活動にも熱心に取り組んでいます。日本大学の推薦は、ふだんの授業をきちんとこなし、各学部の推薦基準をクリアすれば受けられるので、生徒は部活動をはじめ、さまざまな活動に力を注ぐことができます。
出題の傾向と対策
算数
出題は、基本~標準レベル。
還元算をはじめとする計算力をしっかり身につけることと、平面図形、空間図形の問題は数をこなしておきましょう。その他、割合や旅人算など、標準的な問題もよく出されています。
国語
大問は長文読解で、その中で漢字と文法が出題されます。また、ことわざ、慣用句も問われます。標準レベルではありますが、問題数が多いので注意。文章を速く読む訓練をしておくといいでしょう。
長い記述を求めるような問題は少ないため、文章を読んで内容を把握する力を養うことと、漢字や文法、慣用句のような知識を定着させることを目指しましょう。
理科
物理、化学、地学、生物のすべての分野から、平均して出題されています。答えの数値を求めるのに、計算が必要な問題が見られます。慣れていないと戸惑いますので注意。そういった問題が得意でない場合は、しっかり演習して苦手意識をなくしておきましょう。あとは、基本~標準レベルの問題を何度も解いて、自分のものにしておくことです。
社会
地理、歴史、公民からの出題ですが、基本的な知識を問われるので、しっかり押さえておきましょう。また、資料を示して問う問題もあり、地形図やグラフなど、正しく読み取る力も求められます。
レベル的には中央大学横浜中学や森村学園と近く、問題の傾向も似ていますので、過去問を解いてみるのも有効です。
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