サクシードからのお知らせ

　お世話になっております。家庭教師のサクシード講師選考部の中です。緊急事態宣言発出後、サクシードでもオンライン授業のご依頼が増えてきました。オンライン授業では、LINEでのビデオ通話やSkype、Zoomを使うケースが増えているようですが、今日はご家庭や講師からよく頂く『SkypeとZoomって何が違うの？』という質問に簡単にお応えいたします。是非参考にしてみてください。

　まずSkypeとZoomについて説明いたします。どちらも多くのユーザーを抱えるWeb会議システム(インターネットを介して音声や映像、チャットなどによる会議ができるシステム)です。複数の端末から会議(授業)に参加することができるのが特徴です。例えば、PCとスマートフォンを併用することで2台のカメラを使うことができ、生徒(講師)の表情と手元を常に画面上に映すことが可能となります。

　また、授業中の画面の共有や宿題の事前送付、授業の様子を録画することも可能なため、工夫次第では対面指導以上に効果を発揮する場合もあります。

では、SkypeとZoomの違いとは・・・

　現在、コロナウイルスの感染防止にともない、授業のオンライン化・企業のテレワーク化が急速に進んでいます。この状況を受け、各サービスともアップデートを随時行い、様々な機能が追加されています。

例えば『Zoomに対してSkypeはアカウントを作成しないと使用できない』と比較されてきましたが、Skypeは4月3日よりアカウントを作成したりアプリをダウンロードしたりしなくても会議通話が無制限にできるようになりました。

Skypeの特徴としては、制限無しで複数端末での会議通話ができるという点が上げられます。PCとスマホ(タブレット)など、カメラ2台を用いて授業を行う場合はSkypeの方が優れていると言えます。
※Zoomは複数端末の会議通話について、現在40分の時間制限がありますが、こちらについても時間制限が緩和もしくは撤廃される可能性があります。

一方、ZoomはミーティングID(11桁の数字)とパスワードを入力するだけで授業が開始できるので、手軽さが魅力です。
※Skypeはメール等で送られてきたURLをクリックすると会議を始めることができます。

また、カメラの性能や通信状況によりますが、画質が良いことが多く、カメラ1台で授業をする場合(ノートやテキストをカメラ前に掲げて見せる)はZoomの方が細かい字まで見やすいことがあります。

以上のように、各サービスとも大きな違いはなくなってきてはいますが、活用方法や状況に合わせて、使い分けると効果的です。

もちろん使用感は少しずつ異なりますので、実際に両サービスとも使用してみて、より生徒さんが『使いやすい！』と感じた方を選択してもらうという方法もおすすめです。